ノムさんと田中碧選手
W杯日本代表、惜しかったですね。
開催前、森保監督は「ベスト8を目指す」と語っていたのですが、本当にあと少しでした。しかし、そうやって少しずつ前進していくのでしょう。
今回本当に強いチームだと思いましたが、4年後を目指してさらに強い闘いのできるチームを作り上げてほしいです。
きっと、できる。信じています。
さて、W杯に出場し、スペイン戦で決勝ゴールを決めた田中碧(たなか・あお)選手が、インタビューで意外なことを語っていました。公式戦出場のなかったプロ1年目に田中選手を支えたのは、ノムさんこと野村克也氏の言葉、「1年目に種をまき、2年目に水をやり、3年目に花を咲かせましょう」だったというのです。
高校時代に読んだノムさんの本に書いてあった言葉を胸に刻んでいたのだとか。
その言葉通り、猛練習を重ねて3年目に選手として花を咲かせ、現在はドイツで活躍している田中選手。24歳なので、2年前に84歳で亡くなったノムさんとの接点はどこにあったのかと最初は不思議に思いました。
野球とは違うスポーツで、年齢差があっても、一流の思いは一流に伝わるということなのでしょう。
本当に、今回のW杯で日本代表の選手たちは強かったし、次へ向けて走り出して欲しいと願っています。